製品概要
- 振動製品
- 振動監視計/軸変位計
軸変位計 CM-363
LNG用ポンプの回転軸振れの異常をすばやく検知してアラーム動作する軸変位計です。
アンプ内蔵型軸変位センサーと一体校正されLNG液中のポンプの回転軸と非接触で軸振動監視ができます。
測定モードには、軸振動と軸位置(ギャップ)があり、前面パネルから簡単に切換ができます。
軸振動大警報レベルは、軸振動 10~500μp-p (10μp-pステップ毎)の範囲の設定ができ、30秒~10分までの警報遅延時間設定が可能です。
● 軸変位計
型式 | CM-363 | |
測定チャンネル数 | 1チャンネル独立ユニット | |
入力インピーダンス | 約100kΩ | |
入力電圧 | 500mVp-p/500μmp-p | |
測定モード | 軸振動、軸位置(ギャップ) | |
測定範囲 | 0~500μmp-p | |
軸位置表示 | 0~1.5mm | |
測定感度 | 10mVp-p/10μmp-p | |
周波数特性 | 2Hz~2kHz ±3dB | |
測定精度 | フルスケールの±3%以内 | |
指示計 | 表示 | 縦型(アナログ)50等分目盛(軸振動、軸位置独立表示) |
軸振動 | 0~500μmp-p(分解能10μmp-p) | |
軸位置 | 0~1.5mm | |
出力 | レベル記録計用 軸振動信号 | 電圧;4~20mA/0~500μmp-p 端子;背面:端子台(M4) |
CPU(解析装置)用 信号 | 電圧;0~5Vp-p/0~500μmp-p 端子;背面:端子台(M4) |
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FFT解析用 波形信号 | 電圧;0~2Vp-p/0~500μmp-p 端子;前面:BNCコネクタ、背面:端子台(M4) |
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軸振動大警報 | 設定 | 前面パネルデジタルスイッチ |
範囲 | 10~500μmp-p(10μmp-pステップ) | |
解除 | 自動 | |
出力 | 接点;背面:端子台(M4) 容量(最大)AC250V/DC24V 3A 抵抗負荷(cosψ=1) | |
遅延 | 30秒~10分任意設定(軸変位計内部で設定) | |
システム異常警報 | 発報 | ケーブル断線、電源断等システム異常時 |
出力 | 接点;背面:端子台(M4) 容量(最大)AC110V/DC24V 1.5A 抵抗負荷(cosψ=1) | |
電源 | 受給 | AC 100V±10% 50/60Hz |
供給 | DC +8V 2mA 背面端子台より低温用変位センサーへ | |
消費電力 | 約100VA | |
使用温度範囲 | 0~40℃ | |
保存温度・相対湿度範囲 | -10~55℃、10~60%(RH) | |
寸法 | 150(W)×200(H)×470(D) |
● アンプ内蔵型軸変位センサー
型式 | D-535-80 |
方式 | アンプ内蔵型渦電流方式 |
構成部品 | センサー、センサーケーブル、リニアライザ(軸変位計に内蔵) |
測定箇所 | ポンプ軸(材質;SUS304 φ90 丸棒) 設定ギャップ;1.0mm~1.2mm |
測定範囲 | 0~500μmp-p (フルスケール) |
周波数特性 | DC~2kHz ±3dB |
出力電圧 | 500mVp-p/500μmp-p 分解能;2mVp-p/2μmp-p 以下 |
測定精度 | 下記の使用環境(条件)において±4%/フルスケール LNG液中(-162℃~-140℃) LN2液中(-196℃~-191℃) 室温(+10℃~+30℃) |
出力インピーダンス | 約1kΩ |
電源 センサー用 | DC+8V 約2mA(軸変位計より供給) |
寸法・重量 | M16×80 約70g |
● 構成
軸変位計 | CM-363 | 2台 |
収納ケース(軸変位計2台収納) | CM-363/2 | 1台 |
アンプ内蔵型軸変位センサー | D-535-80 | 2基 |
軸変位センサーケーブル | C-631 | 2本 |
防爆バリア | MTL-768 | 1個 |
貫通シールユニット | 1式 |